大仁田厚という人は悪い人であるということを。
「悪いっていっても本当は良い人なんでしょ?」と言う方がいたら、どうしてかの説明は面倒くさいのであえてしないけども、僕がキッパリ否定してあげる。
「大仁田厚は本当に悪い人です
」ただ、大仁田厚という人は世間に届いた。知名度だけでいえば、猪木、馬場レベルである。プロレスは世間に届いてなんぼ。世間に喧嘩を売ってなんぼであるから、この点だけは大いに認めなければならない。
真鍋×大仁田劇場(蝶野戦・試合後) 「笑いたきゃ笑えっ!!」ってww
当会議室で何回か話題にしている大仁田劇場。当時、ナイナイの岡村あたりがテレビで真似していたのを見て、この人はやっぱり世間に届くんだなと。プロレス者として僕は、プロレス界の代表を一人でも多く国政の場に送り込みたいと願い、2001年7月の第19回参議院議員通常選挙で彼に一票を投じた。
本当なら同選挙へ自由連合より出馬していた佐山聡氏に入れるはずであった。選挙戦での佐山氏の公約は「暴走族は皆、射殺します。」というものだったので、こりゃいいなと(笑)
暴走族は射殺したほうがいいなと、温厚な僕もたまに思うときがあったので、本当なら佐山聡氏に一票。氏の国想う言動も過激すぎるがかなり素敵だったし、レスラーとしては大仁田厚とは比べ物にならないくらいのスーパーレスラー、伝説の人であったから、本当なら、本当なら、そうすべきであった。
だけど、僕は大仁田に入れてしまった。大仁田劇場で散々笑わせてもらった感謝の意味が大であった。
当選後、テレビに出演していた大仁田は、戦争認識について問われ、「日本は悪いことしたんですからぁ。」だって。滅多に後悔しない僕であるが、これを聞いた瞬間、大仁田に一票投じたことが、悔やんでも悔やみきれないこととなった。
まさに後悔先に立たず。
最近のプロレス・格闘技って、これまで以上に世間に届いていないと思う。僕が専門誌に目を通さなくなって、一日一時間もテレビが見られない生活を送るにつけ、全く何も話題が飛び込んでこないから。
だからといって、ここはやはり大仁田再登場か?とはならない。「昔の名前で出ています」が通用するプロレス界だけども、時代の流れが速すぎて、今更大仁田なんか見たくないでしょ?みんな。
そんなこんなで真の意味でのヒーロー出現が待たれるわけで。どんなジャンルでもそうだけど、一人のヒーローによって業界全体が救われるのだ。ソフトボールの上野なんか、そうなりそうじゃない?
でも、むかしellaさんがよく言っていたなあ、「ヒーローは待っちゃいけない」って。
うん。分かっちゃいるけど。
それでも今のプロレス界には…。
〔text.The Gag Council〕
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